昨日買った、藤井フミヤ氏のDVD「FFTV」を、今日もひたすら観てました。もうね、たまりませんね、カッコよくて。観た人しかわかりませんけどね、「シルバー」から「100年PARK」の辺りとか、特に好き。それから、「TRUE LOVE」でのフミヤ氏の笑顔が・・・!壁紙にしたいくらい、素敵な笑顔なんですよ〜〜!!
この人の声が、やっぱり本当に好きだな〜。昨年出たアルバム「POP☆STAR」も、ここ何年かで最高の一枚です。声が、本当にPOPなんですね。ロックスターとかアイドルとかじゃないね、本当に、「ポップスター」だと思いますよ。

そうそう、昨年のアルバムでも、チェッカーズ時代に詞を書いてた売野雅勇氏が一曲作詞してるんですが。やはり、藤井フミヤの声と歌い方を知り尽くした人だな〜と。メロディーと詞がバッチリなのはあたりまえなんですけど、声を伸ばすタイミングとか、溜めるタイミングとか、どの音(母音)が一番響くか、とか、そういうのが、いちいちバッチリなんですね。素晴らしいと思いました。そして何より、売野さんが藤井フミヤに対して持っているイメージを、余すことなく表現しているところ。そこに、何より感動しました。

「哀しい不良」これが、売野氏がフミヤに持ち続けているイメージだと思います。まさしく、私もそう思います。
国鉄勤務時代、機動隊に突っ込んだ経験があるフミヤ。その時、おばちゃんからもらったおにぎりの味が忘れられないと、何かのインタビューで言っていました。
また、同じ国鉄勤務時代、長崎大水害の後片付けに出て、長崎市公会堂に遺体が安置されていた、そのことを、それ以後そこでライブをする度に思い出す。と言っていたフミヤ。ライブする場所が、公会堂から別の場所に移ったとき、これからその記憶が薄れていくのかな・・・と言ったフミヤ。
どうしようもない不良で、結構遊んでて、でも、裏腹に、人には言わないような哀しい記憶を胸に秘めている人。だから、切なくてどうしようもないラブソングが似合うのかもしれない。

「夢をなくせば 俺達哀しい ただの不良だよ」

大好きなチェッカーズの曲のフレーズです。これこそ、売野氏がフミヤにずっと持ち続けているイメージなんではないでしょうか。

チェッカーズ 1984年 アルバム『もっと!チェッカーズ』収録
「ティーンネイジ・ドリーマー」作詞:売野雅勇

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