引きずっている

まだまだ、余韻があります。吾郎ちゃんのドラマ。ふとした時に、色んなシーンを思い出し、涙ぐんでしまいます。夕べも、CMカットの編集をしていて（前半のCM攻撃は辛かった・・・）、思わず見入ってしまい、最後はまた涙ほろほろで・・・。

原作の本は小さい頃に読みまして。今も我が家にあるので、引っ張り出してきて、少し読んでるんですけど。井村先生の書かれてる言葉が、吾郎ちゃんの声で頭の中で流れるんですよ。本当に、原作に出来る限り忠実に作られたドラマだったんですね。

願わくば、もう少し、高い視聴率を吾郎ちゃんにプレゼントしたかった。いや、別に私が願っても出来ることではないんですけど。決して、視聴率で作品の良さが左右されることはないというのは理解してても、あれだけの熱演をした吾郎ちゃんに・・・でも、私の中にはおそらくずっと残る作品だと思うし。吾郎ちゃん自身の評価も、グッと上がったはずです。「笑の大学」でも、ラストシーン、すごく透明な存在感で、去っていく後姿に涙しましたが・・・。今回も、本当に素晴らしかったです。

皆様が書かれてるように、見てるとき、「白い影」の直江先生を思い出す・・・ことは、私は実はなかったんですけど。終わった後、ふと、思ったことがありました。沢村先生（井村先生）と直江先生は、真逆なようで、本当はよく似てるなあって。残していく人達への優しさ、心遣いが、二人はおんなじだなあって。きっと、直江先生も、最後の瞬間、倫子や、七瀬先生や小橋先生や三樹子さん達に、「ありがとう」と感謝しながら逝ったんだろうなあ、と思って。そして、『あ、直江先生は、実在の人じゃなかったな』なんて我に帰ってました。

昨日のいいともの中居君もすごく可愛かったし、今日の仰天の中居君も楽しみだし、黒バラもまだ見てなくて楽しみなんだけど、でも、まだまだ、吾郎ちゃん演じた沢村先生が、心の中に存在し続けている私です。