「神はサイコロを振らない」
2006年1月19日 ドラマ私にとっては、小林聡美の演技が神でした・・・!
上手いなあ、本当に。改めて言う事じゃないけど、でも本当に上手い。
10年前に行方不明になった飛行機が時空を超えて戻ってくるという、あり得ないストーリーに、しっかりと説得力を持たせてる。
ナレーションのテンションも絶妙で。感情が篭りすぎず、でも単なる語りにならず。ちゃんと、ヤス子(小林聡美演じる女性)の気持ちが伝わる。
10年前、「あんたなんか死んじゃえ!」な言葉を投げつけ、喧嘩したまま姿を消してしまった恋人。
唯一と言っていい、気の合う同期だったのに、同じように消えてしまった友人。
その二人が戻ってきた。それも、10年前の姿のままで。
自分の今までの10年は。恋人を、友人を失った空白の10年は。一体なんだったんだろう?
「18から28までの10年と、28から38までの10年は違う。少なくとも私は違った」
と、当時の姿のまま戻ってきた友人に告げるヤス子。
確かに、違っただろうと思う。何があったわけでもなかったかもしれない10年だけど。
でも、彼女がずっと抱えてきた傷の深さと、歳月の重みが、見てる私に痛いほど伝わってきた。
淡々とした口調と裏腹に、微かに潤んだ瞳で、充分すぎるほど伝わってきた。
涙が出ました。小林聡美に、泣かされました。決して泣かない彼女に、泣かされました。
技術と感性のバランスが、見事に取れている演技を見せてもらった気がします。彼女の演技を見るだけでも、充分に価値のあるドラマですよっ。
凄い女優さんだなあ・・・と、改めて思った夜でした。
上手いなあ、本当に。改めて言う事じゃないけど、でも本当に上手い。
10年前に行方不明になった飛行機が時空を超えて戻ってくるという、あり得ないストーリーに、しっかりと説得力を持たせてる。
ナレーションのテンションも絶妙で。感情が篭りすぎず、でも単なる語りにならず。ちゃんと、ヤス子(小林聡美演じる女性)の気持ちが伝わる。
10年前、「あんたなんか死んじゃえ!」な言葉を投げつけ、喧嘩したまま姿を消してしまった恋人。
唯一と言っていい、気の合う同期だったのに、同じように消えてしまった友人。
その二人が戻ってきた。それも、10年前の姿のままで。
自分の今までの10年は。恋人を、友人を失った空白の10年は。一体なんだったんだろう?
「18から28までの10年と、28から38までの10年は違う。少なくとも私は違った」
と、当時の姿のまま戻ってきた友人に告げるヤス子。
確かに、違っただろうと思う。何があったわけでもなかったかもしれない10年だけど。
でも、彼女がずっと抱えてきた傷の深さと、歳月の重みが、見てる私に痛いほど伝わってきた。
淡々とした口調と裏腹に、微かに潤んだ瞳で、充分すぎるほど伝わってきた。
涙が出ました。小林聡美に、泣かされました。決して泣かない彼女に、泣かされました。
技術と感性のバランスが、見事に取れている演技を見せてもらった気がします。彼女の演技を見るだけでも、充分に価値のあるドラマですよっ。
凄い女優さんだなあ・・・と、改めて思った夜でした。
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